木の枝の樹皮の模様を、指輪の表面へと映したBranche[枝]。
永く愛用して表面の模様が擦れ削れてしまっても
凹凸がいつまでも残るように、実用性を考えた範囲内で
できるだけ深めに作るようにしています。
そして、よりはっきりと陰影のテクスチャーを愉しんでいただけるよう
窪んでいる部分はマットをかけて影を作り
立体部分は尾根のラインに沿って細く磨きを入れて仕上げていきます。
L’sリングの中央にはダイヤモンドをセッティング。
優しいうねりのなかに、ピシッとした輝きがあり
ジュエリーらしさが生まれました。
サイド面は、樹皮のうねりの模様が内側の丸みへと美しくつながるように、
凹凸の肌触りを考慮しながら丁寧に削って馴染ませていきます。
この一見目立たないサイド面がこのデザインのこだわりの部分かもしれません。
お揃いのブラウニッシュゴールドが淡くふわっと光ったBranche。
木箱ともマッチしています。
この度はオーダーをいただきまして誠にありがとうございました。
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